「お~い、お茶」で有名な株式会社伊藤園とドジャースで大活躍中の大谷翔平選手とグローバルアンバサダー契約を結んだと、2024年4月30日に発表されました。今回の契約は「お~い、お茶」ブランド。株式会社伊藤園(代表取締役社長:本庄大介 本社:東京都渋谷区)が展開する世界No.1の無糖緑茶飲料ブランドです。「世界のティーカンパニー」を目指す伊藤園は、世界で活躍する大谷翔平選手と国内外で様々な企画を実施し、お茶の価値を世界中で一層高めていくこととしています。
今回のグローバル契約に際し、伊藤園は日本のみならず、アメリカ・オーストラリア・韓国など世界4カ国・60の新聞社で、世界同時広告出稿という大規模な広告キャンペーンを展開しています。
伊藤園と大谷翔平選手が結んだグローバルアンバサダー契約とは?
グローバルアンバサダー契約について詳しく解説します。
グローバルアンバサダー契約とは
「グローバルアンバサダー契約」は、企業やブランドが特定の人物や有名人と提携し、その人物がブランドや商品の代表的な顔として活動するための契約です。通常、有名人や著名な人物が、自分の名前やイメージを商品やブランドと結びつけ、その宣伝や広告活動を行うことに同意します。グローバルアンバサダーは、製品の広告、イベントへの出席、ソーシャルメディア上での宣伝など、さまざまな活動を通じてブランドの知名度を高め、商品の販売促進に貢献するこtになります。一般的な契約の中には、一定の期間の契約や特定の条件(例:広告に出演する頻度、ソーシャルメディアでの投稿数など)が含まれることがあります。
グローバルアンバサダー契約とブランドアンバサダー契約との違い
「グローバルアンバサダー契約」と「ブランドアンバサダー契約」の違いは、主に範囲や対象の広さです。
グローバルアンバサダー契約
- 「グローバル」の言葉が示すように、この契約は国際的な範囲で活動することを意味します。つまり、契約する人物が世界的な影響力を持ち、世界中の市場でブランドの代表として活動します。
- 一般的に、大手企業や国際的なブランドが有名なスポーツ選手、アーティスト、俳優などと結ぶ契約です。契約すると、世界中の広告キャンペーンやイベントに参加し、グローバルな広告活動を行います。
ブランドアンバサダー契約
- 「ブランド」の言葉が示すように、この契約は特定のブランドや企業に焦点を当てています。範囲は広くなく、特定の地域や市場での活動が主です。
- 一般的に、地域や特定の市場で有名な個人や専門家が、その地域や市場でのブランドの代表として活動する場合に結ばれます。例えば、あるスポーツウェアブランドが特定の地域の有名なスポーツ選手をブランドアンバサダーとして起用する場合などがあります。
要するに、グローバルアンバサダー契約は国際的な影響力を持つ人物と結ばれ、世界中でブランドを代表する一方で、ブランドアンバサダー契約は地域や市場に焦点を当て、特定の地域でのブランドの代表として活動します。
大谷選手は、まさに国際的な影響力を持つ人物にふさわしい人だよね
グローバルアンバサダー契約に求められるもの
グローバルアンバサダー契約に求められる要素は、次のようなものが一般的です。
- 国際的な影響力と知名度: グローバルアンバサダーは、世界的な知名度や影響力を持つことが期待されます。彼らの存在が、世界中の様々な市場でブランドの認知度向上や販売促進に貢献することが期待されます。
- イメージや価値観の一致: グローバルアンバサダーは、ブランドのイメージや価値観と一致することが重要です。彼らのパーソナルブランドが、ブランドのビジョンやミッションと調和し、消費者にポジティブな影響を与えることが期待されます。
- メディアへの露出: グローバルアンバサダーは、広告キャンペーンやイベントへの出演、ソーシャルメディアでの投稿などを通じて、ブランドを積極的に宣伝する役割を果たします。彼らは、メディアへの露出を最大化し、ブランドの視認性を高めることが期待されます。
- 契約期間とコミットメント: グローバルアンバサダー契約は通常、一定の期間にわたって結ばれます。契約期間中は、特定の活動や出演、広告キャンペーンへの参加など、一定のコミットメントが求められます。
- 専門性や専門知識: ブランドが特定の分野や業界に焦点を当てている場合、グローバルアンバサダーはその分野や業界での専門知識や経験を持っていることが重視されます。これにより、ブランドとの関連性や信頼性が高まります。
伊藤園では以下のように大谷選手のコメントを載せています
大谷選手コメント「⽇本にいたときから『お〜いお茶』が⼤好きで、アメリカの⽣活でも⼤切な相棒です」
大谷選手は、日本にいたときから現在のロサンゼルスでの生活に至るまで、様々な場面で「お~いお茶」を飲んでいるようですね。「お~いお茶」のグローバルアンバサダーにふさわしいです。
グローバルアンバサダーの契約金は?
気になるグローバルアンバサダー契約の契約金について調べてみました!
伊藤園と大谷選手の契約金について
伊藤園と大谷選手の間の契約金については、現状見つけることが出来ませんでした。分かり次第追記しますね。
大谷選手のスポンサー
大谷翔平選手は、2024年時点で13社のスポンサー契約を締結しています。大谷選手と契約を結んでいるスポンサー企業とその契約内容を紹介します。
- ニューバランス: スポーツメーカーとのエンドースメント契約(ウェア提供)
- コーセー(コスメデコルテ): 化粧品ブランドとのグローバル広告契約
- ポルシェ: 車メーカーとのアンバサダー契約
- セールスフォース: IT企業とのスポンサー契約
- 興和: 医薬品(バンテリンで知られる)とのスポンサー契約
- ファナティクス: アメリカのスポーツ用品やグッズの製造・販売会社とのライセンスパートナーシップ契約
- HUGOBOSS (ヒューゴボス): 洋服ブランドとのパートナー契約
- Oakley(オークリー): アイウェア(眼鏡、サングラス)のブランドとのパートナー契約
- 三菱UFJ銀行: 金融ブランドパートナーとの契約
- JAL: 航空企業とのサポート契約
- セイコー: 時計メーカーとのサプライヤー契約
- 西川: 寝具メーカーとのコンディショニングサポート契約
- 明治「SAVAS(ザバス)」: プロテインブランドとのサポート契約
改めて見ると、ものすごい数の企業と契約されているんですね。
グローバルアンバサダー契約 発表後の反応
グローバルアンバサダー契約発表当日は、伊藤園の株価はなんと4%近く上昇!注目度が伺えますね。
大谷選手のグローバルアンバサダー契約で期待されること
今、海外では緑茶が人気急上昇中なことは知っていますか?農林水産省が公表している報告書によれば、緑茶の輸出量はこの10年間で約2.5倍に増加!輸出先国としては、アメリカが約39%を占めています。この背景には、健康志向の高まりや、今も衰えない日本食ブームが影響していると推測されます。もともと海外では緑茶人気が一定の割合でありましたが、海外で売られているのは加糖のものが主流でした。私は10年以上前にアメリカで緑茶を飲んだことがあるのですが、知らずに一口飲んで吹き出しました!「あっま~」甘い緑茶は日本人には合わなかったです。。それが、今では無糖が注目を浴びるようになったそうです。伊藤園グループは「世界のティーカンパニー」を目指しています。今回、グローバルアンバサダーに大谷選手を起用することが、その第一歩になるのでしょうね。
街の声
世界の大谷選手のグローバルアンバサダー契約はSNSでも大きな話題となっています。
これからは、大谷さんと同じく「お~い、お茶」しか飲みません!
これを機に、世界中に「お~い、お茶」が広まってほしい、、、
これまでは、お茶なら何でもいいと思っていたけれど、これからは違います!
「お~い、お茶」一筋です!!!
などと、早くも大谷選手効果が出ていますね!
まとめ
伊藤園の「お~い、お茶」ブランドのグローバルアンバサダー契約を大谷翔平選手が結んだことが大きな話題となりましたね。新聞では4面にカラーで広告があり、企業の本気度も伺えます。このニュースは経済界でも大きく注目されており、株価も大きく上がりました。公私ともに大忙しの大谷翔平選手、「お~い、お茶」を飲んで、リラックスできる時間が作れるといいですね。