「可愛くない、気持ちわるい。。。
「怖くてムリかも、、、」
「集合体恐怖症なので、恐怖でしかない、、、」
2025年4月に開催予定の、大阪万博の公式キャラクター「ミャクミャク」。初めて見た時は、驚いた人も多かったかもしれません。
実は海外からも「かわいくない」という意見があるのだとか!
ミャクミャクが可愛くない、という意見がある一方で、「可愛い!グッズが欲しい」「ミャクミャクを応援します!」という人もいます。
そんな賛否両論のミャクミャク。
こうなってくると、気になるのが過去の万博公式キャラクターたち。果たして、ミャクミャクはとびきり奇抜なのか!?万博公式キャラクターの設定や役割などを調査しました!!
万博公式キャラクターミャクミャクについて
万博公式キャラクターの役割は、いくつかあります。
たとえば、
・テーマの紹介
・万博のアイデンティティの形成
・観客との橋渡し
などがあげられます。
今回の、大阪万博公式キャラクター・ミャクミャクについて、詳しくみてみましょう。
ミャクミャクが果たすテーマの紹介
2025年大阪・関西万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。
- 細胞と水の象徴
ミャクミャクの体の赤い部分は「生命」を表す細胞を、青い部分は「清らかな水」を表しています。これらは、生命と環境の関係を示す万博のテーマを具現化しています。 - 歴史と伝統の継承
ミャクミャクという名前には、「歴史、伝統、文化、そして世界とのつながりを脈々と受け継ぐ」という意味が込められています。この名前は、人間のDNAや知恵を未来へ引き継ぐという、大阪・関西万博のテーマを表しています 。また、ミャクミャクは、動脈や静脈などの血管を連想させると同時に、命のつながりや国際的な結びつきを象徴しています 。 - 多様性と変化の象徴
ミャクミャクは、さまざまな形に変身できる能力があります。これは、未来の社会において、多様性と変化がいかに重要であるかを示しています。
以上のように、ミャクミャクは、万博のテーマを視覚的に表現し、そのメッセージを観客に伝える重要な役割を果たしています。
ミャクミャクが果たす万博のアイデンティティ形成
ミャクミャクは、2025年大阪・関西万博のアイデンティティを形作る上で、次のような役割を果たしています。
- 万博のシンボル
ミャクミャクは、公式ロゴマークと並ぶ大阪・関西万博のもう一つのシンボルとして位置づけられています。これにより、ミャクミャクは万博の象徴となり、そのアイデンティティを形成する重要な要素となっています。
- 商品展開
ミャクミャクは、公式に認められたグッズの販売にも使われています。これにより、ミャクミャクは万博のブランドイメージを作り上げ、その知名度を高める役割を果たしています。 - イベント出演
ミャクミャクは国内外のイベントで大人気で、その活動を通じて万博のアイデンティティを広めています。 - 交通機関のラッピング
ミャクミャクのデザインは新幹線や飛行機などの交通機関でも使われています。これにより、万博のアイデンティティがより強化されています。
以上のように、ミャクミャクは、万博のアイデンティティを形成する上で、シンボルとしての役割や商品展開、イベントへの出演、交通機関のデザインなど、さまざまな役割を果たしています。
大阪では、至るところにミャクミャクのポスターが貼ってあり、ミャクミャクを見ない日はないです。
電車や、ごみ収集車にも、ミャクミャクが!
ミャクミャクが果たす観客との橋渡し
ミャクミャクは、2025年大阪・関西万博の観客との橋渡しとして、次のような役割を果たしています。
- 教育的なプログラムや文化イベントの紹介
ミャクミャクの独特な見た目は、教育プログラムや文化イベントを通じて、人々の新しい未来への興味を引き出します。 - 万博の目的とビジョンの伝達
ミャクミャクは、世界中の観客に万博の目的とビジョンを伝える手段として活躍しています。 - マーケティング活動
ミャクミャクは、大阪・関西万博の広報や盛り上げに大いに活躍する予定です。 - 観客とのコミュニケーション
ミャクミャクは、イベントに登場して観客と直接コミュニケーションをとることもあります。あるイベントでは、ミャクミャクがステージに立って観客に向かって「こんにちは~」と挨拶しました。
以上のように、ミャクミャクは、観客とのつながりを通じて、教育的なプログラムや文化イベントの案内、万博の目的とビジョンの伝達、マーケティング活動、そして観客とのコミュニケーションなど、さまざまな役割を果たしています。
ミャクミャク、大忙しだったんですね!
過去の万博公式キャラクター
万博において、公式キャラクターの重要性がよく理解できましたね!
では、過去の万博の公式キャラクターをみていきましょう。
2020年 ドバイ万博
2020年 ドバイ万博の公式マスコットはサラマ、 ラシッド、ラティファ、ほかいっぱい。
ドバイ万博は公式キャラクターがいっぱい!
ドバイ万博2020のテーマは、「心をつなぎ、未来を創る」というものでした。また、このテーマの下には、「機会」「移動」「持続可能性」という3つのサブテーマもありました。
公式キャラクターは、ラシッド、ラティファ、サラマ、アリフ、オプティ、テラという6人のキャラクターです。ラシッドとラティファは兄妹で、子供たちを象徴しています。ラシッドは9歳の男の子。想像力に富んでいて、環境保護に熱心です。ラティファは8歳の女の子で、科学と技術に興味を持ち、困難に立ち向かう強さを持っています。
サラマはガーフの木。知識と経験を持つガイドです。彼女はUAEの歴史と文化を知り尽くしており、その知識をラシッドとラティファに伝えます。
アリフ、オプティ、テラはロボット。それぞれが万博のサブテーマを象徴しています。アリフは「移動」を、オプティは「機会」を、テラは「持続可能性」を表しています。
ドバイ万博の公式キャラクターには、ストーリーを感じさせられますね。万博のテーマが連想しやすいです。
大阪万博のミャクミャクとは、コンセプトが違う感じですね。
2015年 ミラノ万博
2015年 ミラノ万博のマスコットは フーディ。
ミラノ万博2015のテーマは、「地球を養い、生命にエネルギーを」というものでした。このテーマは、食品と食事に関する技術、革新、文化、伝統、創造性を広く扱っています。新しい世界情勢や新たな問題も考慮に入れ、世界の人々が健康で安全な食物を得る権利に焦点を当てていました。
フーディは、コミュニティ、多様性、そして食を「生命とエネルギーの源としての食」という広い意味で表現しています。そのため、ニンニクのグアリオ、オレンジのアラベラ、バナナのジョセフィーヌ、スイカのグリー、リンゴのポミナ、マックストウモロコシ、ブルーコーンのマンギー、マンゴーのロドルフォ、イチジクのピエラ、梨のピエラ、ラディッシュのラップブラザーズ、ザクロのチッカなど、それぞれが独自の個性を持っています。
フーディの複合キャラクターは異なる個性を持っていますが、団結して幸せな家族を形成し、世界中の国々が理想的な協力関係を示し、エネルギッシュで前向きな方法で世界の食料問題に取り組むことを目標に掲げられました。
2010年 上海万博
2010年 上海万博のマスコットは ハイバオ。
2010年の上海万博のテーマは「より良い都市、より良い生活」でした。このテーマは、21世紀の上海の新しい地位を象徴し、「次の偉大な世界都市」としてアピールしました。そして、都市生活の改善を通じて、都市化の重要性を強調しました。
2010年上海万博のマスコットであるハイバオは、「海の宝物」を意味します。マスコットの名前は、漢字の「海」と「宝」という言葉からきています。ハイバオは、人を意味する漢字「人」の形に着想を得ており、2010年の万博のテーマである「より良い都市、より良い生活」の中で、人間の中心的な存在を象徴しています。ハイバオの大きな丸い目は、未来への希望を表し、特に都市生活の質を示しています。また、マスコットの青い色は、おもてなしと想像力を表し、海や未来、テクノロジーを連想させます。
万博公式キャラクターまとめ
いかがだったでしょうか。好きなキャラクターはいましたか?
ミャクミャクの評判が賛否両論なこともあり、万博の過去の公式キャラクターを調べてみましたが、思った以上にまともなキャラが多かった印象です。ミャクミャクが特別インパクトが強い。(笑)
大阪に住んでいると、毎日のようにミャクミャクと目を合わせるので、段々と可愛く見えてくるのが不思議。
とっても割高な記念硬貨も注文しちゃったし!
来年出る予定の、500円硬貨も絶対欲しい!