2025年、春のNHK連続テレビ小説(朝ドラ)が「あんぱん」に決まり、主要キャストの発表がありました!
「あんぱん」は、「アンパンマン」の生みの親であるやなせたかしさんと妻の小松暢さんがモデルとなっています。戦前から戦後の激動の時代に気弱で自信がない主人公と、それを持ち前の行動力で励まし続けた妻が「アンパンマン」にたどりつくまでを描いた作品。波乱万丈の物語として大胆に再構成したオリジナルの物語となっています。
脚本は、連続テレビ小説「花子とアン」や大河ドラマ「西郷どん」などを手がけてきた中園ミホさんです。
朝ドラ「あんぱん」キャスト
26日、「あんぱん」の柳井嵩役の発表がありました。ヒロイン(浅田のぶ)役はすでに今田美桜さんが決まっています。
柳井嵩役は北村匠海さん!
北村匠海さんは今作が初の朝ドラ出演となります。この会見では、2019年度の朝ドラ「なつぞら」のオーディションで落選したという過去を明かし「朝という時間に僕の顔はあまり合わないのではないかと思っていました」とおっしゃっていました。
北村匠海さんといえば、ドラマや映画に引っ張りだこの若手実力派俳優。また、スターダストプロモーションのダンスロックバンド「DISH//」のリーダーも務め、マルチな才能の持ち主です。
そんな北村匠海さんが演じる柳井嵩さん、今からとても楽しみです。
北村匠海が選ばれた理由
「あんぱん」の制作統括である倉崎さんが、今回のキャスティングについてこう語られています。
ヒロインと同様に、毎朝ずっと観たくなるような人って誰だろうと考えて真っ先に思い浮かんだのが、北村匠海さんです。役者としてだけでなくアーティスト活動含めご活躍されていながらも、ずっと新鮮さも保ち続けている唯一無二の存在です。北村さんと初めてお会いしてじっくりお話させていただいたときに、彼の思考の深さに驚きました。ライブでも歌っている瞬間だけでなく、MCで観客に語りかけていたその言葉一つ一つに、彼にとって“生きる”ことへの想いが、静かに、でも確実にあふれていました。そんな彼の姿勢に触れるたびに、やなせさんが作詞を手がけた「手のひらを太陽に」や「アンパンマンのマーチ」の詩ともどこかリンクする部分も感じ、北村さんと共に挑んでみたい気持ちになったのです。
今田美桜さんと北村匠海さんのコンビを、今から楽しみにお待ちいただけたら幸いです。https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=41865
北村匠海さんという人物を深く理解した上でのキャスティングだったんですね!
「あんぱん」の詳細
「あんぱん」について、現時点でわかっている情報は以下の通りです。
- 原作:なし(小松暢とやなせたかしをモデルとしたオリジナル物語)
- 脚本:中園ミホ(連続テレビ小説『花子とアン』、大河ドラマ『西郷どん』他)
- 制作統括:倉崎憲
- プロデューサー:中村周祐、舩田遼介、川口俊介
- 演出:柳川 強、橋爪紳一朗、野口雄大 ほか
- 制作・著作 :NHK
- 放送予定:2025年春
キャストは、オーディションによって決定。
脚本・中園ミホさんのコメント
「『正義は逆転することがある。じゃあ、逆転しない正義とは何か?飢えて死にそうな人がいれば、一切れのパンをあげることだ』。これはアンパンマンの神髄であり、2人が逆境や失敗をいくつも乗り越えて、つかんだ人生のテーマです。戦後80年にあたる2025年、2人のお話を書かせていただけることに、今、私は幼い頃のように胸を高鳴らせています。ドキンドキンとー」
とても期待が持てるコメントですね。
「あんぱん」まとめ!
連続テレビ小説「あんぱん」は、今年の秋から撮影が行われる予定で、来年の春に放送が始まります。オリジナル物語ということで、どんな方がキャストとして選ばれるのかワクワクしますね。追加の情報については、分かり次第追記していきます!